Tinderで同じ音楽好きの女性と出会えて告白した話

ケンさん(27歳 男性 大阪府 教育関係)さんからいただいた体験談です。

ケンさんはマッチングアプリのティンダーを利用しました。
合うことになった女性は保育士のナナさん。
プロフィールでは可愛らしい女性でしたが、会うとバンドT姿のかっこいい女性でした。
音楽好きのケンさんとも趣味が合い、初対面でもとても盛り上がったそうなんです。

2年程前、講師職に就いてからというもの女性との出会いが全くなくなり、気が付けばデートはおろか女性と連絡すら取らない事が当たり前、そんなある日、友人にTinderを勧められました。

実はTinderはやったことがあったのですが、仕事が忙しくなるにつれて新しい出会いそのものに億劫になっており、アプリも消してしまっていました。

やってみると要領を思い出していきました。

良い感じにメッセージが盛り上がる人を見つける迄とにかく流れ作業の様に適当に連絡を取りまくり、盛り上がった人ととりあえず会ってみて、楽しかったらその後も関係を深めていくという流れです。

私はあまりメッセージのやり取りが上手くないので、会う約束に漕ぎつくまでに結局数日かかりましたが、上手い人は本当に短時間でできるそうで、現にその友人はその日の内に会う約束までしていました。

プロフと印象が違ってかっこいい系女子だった

会う事になった女性は、私より一歳年下の保育士のナナさん。

プロフィールを観た感じでは可愛らしい感じの女性でしたが、実際に会ってみるとバンドTシャツにジーンズ姿の小柄ではありますが、かっこいい感じの女性でした。

顔は特段誰かに似ているという訳ではありませんが、なんとなく女優の小芝風花さんに似ていて、プロフィールとは雰囲気が異なりましたが、大の音楽好きである私はそういうカッコいい系の女性の方が好みで、すごく得した気分でした。

その日はランチの後で恋愛系映画を見に行く予定でしたが、お互いに音楽系の映画を観たい気持ちを遠慮していたことが分かるなりすぐさま予定変更。

当初は楽しくなかったら夕方で解散しようと思っていましたが、意気投合した私たちは夕方から飲みにいき、夜は生演奏で歌えるバーで滅茶苦茶エンジョイしました。

一発目の約束でそれだけ意気投合できる相手と会えるのは珍しく、私はそこに運命の様なものさえ感じました。

クリスマスデートの期待と不安

お互いにハードワーカーなので頻繁に会う事はできませんでしたが、その日からは、ほぼ毎日電話やラインで連絡を取り続け、次第に仕事の愚痴や悩みなども言ってくれるくらいの中になり、三カ月が経ちました。

初めて会ったのはまだ暑さの残る9月でしたが、気が付けば凍てつく寒さの12月。

クリスマスはお互い仕事が忙しいので、少し早めのクリスマスデートとなりました。

クリスマスでは予約が取れないレストランに行けたり、どこもかしこも空いていたりと私としては「当日よりええやん!」とテンション↑↑でしたが、彼女としては当日じゃなかった事はずっと引っかかっているそうです。

良い感じの男女がクリスマスデートをしているのですから、関係を前に進めるキッカケにする事は言うまでもありません。

しかし、私には大きな不安がありました。

もちろん、万が一フラれる的な事も不安ではありましたが、それよりも何よりも不安だったのは”告白”というやつです。

別に自慢する訳ではありませんが、学生時代はそれなりにモテていた私は告白というものをしたことが無く、大人になってからも雰囲気で関係を持ったりは何度もしましたが、

「好きです!付き合ってください!」的な事をしたこともなければ、「結婚でもないのに、なんでそんな事せなあかんねん。」的な考えでそれまで生きてきました。

しかし、たった三カ月とはいえ毎日の様に彼女と話していれば、私がその”告白”というヤツをしなければ彼女と付き合う事が出来ない事はわかります。

カッコいい系のナナですが、恋愛に関してはちゃんと乙女です。

クリスマスデート当日、とうとう告白へ

このデートの予定が決まってからずっと、なんと言うべきか考えていましたが、何も思いつかないまま当日を迎えてしまいました。

昼過ぎに合流して適当にショッピングなどをし、予約していたレストランへ。

現実から目を背ける様に一生懸命彼女を笑わせますが、どんどん膨らんでいく”微妙な空気”は「そろそろええ感じのムードにしろよ!」という彼女の怒りからか、やらなくてはいけない事から目を背けている私の罪悪感からか、はたまた両方か。

そんな事を考えていると次は逆に黙りこんでしまいました。

しかし、このままではいけないと腹を決め、座ったまま自分の太ももをパンッと叩き、息を大きく吸い込み「付き合ってください!」と思いきり頭を下げました。

本当は彼女の目を見て良い感じのボリュームで言いたかったのですが、怖気図いて目を見れなかった挙句、想定していた倍以上の音量が出てしまいました。

「ハハハハッ!声でか!笑」

そんな高校生が好む恋愛映画の様な告白に彼女は大ウケ。

私は周りの客や店員の視線は怖くて見れませんでしたが、みんなも笑っていたそうです。

彼女が顔を赤らめて笑いながら「はい」と言ったとき、外国みたいに他の客が拍手とかしなかった事が救いでしたが、会計の時に中国人らしき店員さんにめっちゃ笑顔で「おめでとうございます!」と言われたのは凄く嬉しかったです。

出会いは実はいつも目の前にあるけど、それに気付けない

その後、私仕事の都合上遠距離にはなってしまいましたが、彼女との関係は現在も続いており、色々ありますが関係は良好です。

今年は休みを合わせてサマーソニックに行く予定です。

よく言われる言葉ですが、出会いや機会は実はいつも目の前にあって、それに気が付かないだけなのかもしれませんね。

沢山の出会いを重ねる中で一人だけでもいい出会いがあったらそれを逃さない。

また、それまでは肩の力を抜いていろんな人と関わっていく事が大切なんじゃないかと感じました。

ケンさん、投稿頂きありがとうございました。

Tinderの利用を通じて、出会いや偶然が運命的な関係に繋がる体験談を書いてくださいました。
カップルで夏フェス、とっても楽しそうですね。
仕事や忙しさを理由に新しい出会いを避けてしまう人も多いですが、マッチングアプリはその壁を壊し、多くのチャンスを提供してくれるツールです。
肩の力を抜いて楽しむことで、大切な人との出会いが生まれるかもしれません。
ぜひマッチングアプリで素敵な出会いを探してみては?

2025年4月28日