アプリで本当に理想の人と出会えました

カナさん(40代 女性 大阪 看護師)さんからいただいた体験談です。

友人の結婚ラッシュがある中、当時彼氏と分かれることになってしまい落ち込んでいたカナさん。
そんな時友人からマッチングアプリを勧められて利用するとある男性と出会い、海外旅行からスピード婚までした素敵な体験談です。

2016年のことです。

私はカナ、31歳の看護師。

友人たちの結婚ラッシュはある程度過ぎ、出産報告が目立っていた時期。

飲み屋で出会った、7歳も年下の彼氏と4ヶ月で別れて、私はかなり落ち込んでいました。

見かねた友人が、「こんなのあるよ」と教えてくれたのが「タップル誕生」

当時は、アプリで出会うなんてそんなにメジャーじゃなかったので、「アプリで出会うとか怪しい・・・」と不審に思いました。

友人のすすめから不信に思いながらもマッチングアプリ開始

しかし、友人から実際にアプリで出てくる男性の写真を見せてもらうと「結構普通の人がいるのね!」という印象でした。

それに、プロフィールを見ながら「いいかも」ボタンを押せばいい。

タイプじゃなければスルー。

とっても気楽。

そして無料。

友人の勧めるまま、暇潰し感覚でアプリをダウンロードしました。

これが私のマッチングアプリとの初めての出会いです。

それから、暇があれば検索して、「いいかも」を押す。

相手からも「いいかも」をもらってメッセージを送る、もしくはお相手からメッセージをいただく。

最初は少し緊張しましたが、たくさんの方とメッセージをやり取りしていくうちに慣れてきました。

そのうち、数人の人と実際にお会いしましたが、どの方も「また会いたいなぁ」と思う感じにはなりませんでした。

幸い体目的の人には遭遇しませんでしたが、風邪なのに無理矢理来る人、強烈なニンニク口臭の人、ネットワークビジネス目的の人などなど。

会う前は、楽しくメッセージのやり取りができていたのに、実際に会ってみると、全然会話が楽しくないと感じることも多かったです。

なので、会う前に長々とメッセージ交換をするのではなく、何度かのメッセージのやり取り後、さっさと実際に会う方が、早く見極めができて手っ取り早いなぁと思いました。

見つくしてしまい別の有料マッチングアプリOmiaiへ

そのうちに新規の検索結果が少なくなり(見尽くしてしまった)、「他に違うアプリやってみようかな・・・」と思った私は、Facebookの広告で表示されていた「omiai」に目をつけました。

アプリをダウンロードして、いざ使ってみようとしたら、月額4800円(当時)とのこと。

「えっ、これ有料なの!?」

とケチな私は驚きました。

しかし、もうやる気になっている私。

「1ヶ月だけ、1ヶ月だけ集中してやろう!」

そう誓って登録。

有料な分、安全な気がする。

つまり、ヤリモクや勧誘ではない、真面目に出会いを求めている人が多いに違いないと思いました。

私はまず、プロフィールを充実させました。

加工はしていないけど、比較的写りのいい顔写真。

1枚目は恥ずかしいので小さく写っているものにしましたが、2枚目、3枚目は、ちゃんと顔が分かるものにしました。

顔写真の有無で「いいね」をもらえる数が大きく変わるのは「タップル誕生」のほうで経験済み。

自己紹介文も、正直に長すぎず短すぎずな文章で、真面目に相手を探しているのが伝わるようにしました。

すると、間もなくして「いいね」がたくさん送られてきました。

嬉しかった反面、自分のタイプではない方が大半。

やはり自分で探しに行こう。

自分のタイプ

「175cm以上」

「自分の年収以上」

「肥満以外」

といった条件で検索。

一人ひとりの写真やプロフィール文を見ながら、少しでも興味があれば「いいね」を押し続けました。

有料マッチングアプリでイマイチな印象の男性との出会い

1ヶ月と決めていたので、短期集中、数打ちゃ当たる作戦です。

そして、「いいね」を返してくれた人とメッセージのやり取り。

たくさんの人と同時にメッセージをやり取りするので、誰とどんな会話をしているのか少し混乱することもありました。

その中で会ってみたいなと思った人と、順番にご飯を食べに行く約束を取り付けていきました。

そのうちの一人、タクヤ、31歳、医師。

同い年で真面目そう。

メッセージでの印象は、返信遅いし、全然面白くなさそう。

医師っていうのもほんまかいな。

全然期待せずに待ち合わせ場所の本屋に行きました。

事前にLINE交換をしており、到着したと連絡すると、タクヤさんは「青いシャツに白いパンツです」と自分の今日の服装を教えてくれました。

「え〜白パンツ・・・チャラ男じゃなかろうか」

という偏見を持ちながら、本屋の中を見渡すと、パッと目が合った人が、彼でした。

予想に反し、懸念していた白パンツも似合っている、チャラくない爽やかな好青年でした。

眞島秀和似。

何より、私が大好きな高身長。

プロフィールに180cmって載っていたけど間違いない様子。

胸が高鳴ったのを覚えています。

マッチングアプリ内とのギャップに出会えた彼の好感度が上がりました

そして、彼が予約してくれていた居酒屋で食事をしながら会話。

メッセージのやり取りでは本当に面白味のかけらもありませんでした(失礼)が、実際話してみると、とても楽しい。

ユーモアがある人でした。

そして、同じ医療職ということで話題も合う。

確信ではないけれど、医師という職業も嘘ではなさそう。

時間も忘れるくらいたくさんお話ししました。

お互い次の日は仕事ということで、食事後解散。

彼は、「会えて良かったです。ありがとうございました」と言いながら握手を求めてきました。

アプリで出会った男性に握手されることなど初めてだったのでドキッとしながら、「こちらこそありがとうございました」と返答。

フワフワした気分で帰りましたが、「また会いたいとは言われなかったな・・・」と少し悲しくなりました。

しかし、勇気を出して、今日のお礼と共に「また会いたいです」とLINEを送信。

タクヤさんからすぐに、「次いつにしましょう」と返信がきて嬉しくなりました。

そして、3日後に食事に行くことに。

会話していて波長が合うというか、話し方も内容も心地が良い。

気取らず自然体でいられて、でもちょっとドキドキして高揚するような気分でいました。

「このままずっといられたらいいなぁ」

なんて思っていた矢先、彼が突然「カナさんといると楽しい!付き合ってください。」と発言。

急に軽いノリで言うものだから、聞き間違いかと思いました。

しかし本気だとのこと。

そして晴れて付き合うことになりました。

出会ってから3日、出会って2回目で。

こんな急な展開、すぐに別れてしまうのではないかと不安はありました。

しかし、毎日のLINEでのメッセージや通話でざっくばらんな話をし、週に1回のデートを続け、お互いのことをより深く知っていくうちに、「ずっとそばにいたい」と思うようになりました。

彼も同じように思っていて、結婚願望もある様子。

「この人と結婚したい。けれど、出会って2ヶ月。これから一生一緒に生活していけるという確信は持てない」

と思っていた私。

そこで、海外旅行に行くことを提案しました。

数日間、日本語が通じない場所で、共同生活をすることで、お互いの悪いところが見えてくるかもしれない。

海外旅行がきっかけになり両親も驚愕のスピード婚

結果、実際に旅行へ行き、楽しい事以外にも大小様々なトラブルがありましたが、二人で笑って過ごすことができました。

ずっと一緒にいても自分勝手にならず、喧嘩にならず、お互い思いやることができるなと。

これが決め手となりました。

そこから、とんとん拍子に両親への挨拶や両家顔合わせ、結婚式の式場選びなどをこなし、出会って6ヶ月で婚姻届を提出。

親からも友人からも、ハイスピードすぎて驚かれ、

「大丈夫!?騙されてない!?」

と疑われました。

しかし、タクヤさんを実際に会わせると、彼の人柄に納得の様子でした。

それから8年後、現在3人の子どもたちにも恵まれ、家族5人で賑やかに過ごしています。

「一生独身かもしれない」と、お先真っ暗に感じていた時期もありましたが、あの時、マッチングアプリを始めて本当に良かったと思います。

日常生活の中での出会いは限られる一方、たくさんの人の中から自分の理想の人を探せるという効率の良さはアプリならではだと思います。

ちなみに、この私の経験に勇気づけられた友人3人も、マッチングアプリを登録して出会い、ゴールインしました。

カナさん、投稿頂きありがとうございました。

体調悪くても気になっている方との約束は行きたくなってしまうかもしれませんが、真剣に探している方には逆効果になってしまいますね。
運命の相手や相性が良いと思った方には旅行に誘うことでお互いに理解度も深まるでしょう。
トラブルや状況次第でどんな行動、言動をするのか事前に分かるとその後デートでも距離感を縮めることにも繋がりますね。

2025年4月28日