ドキドキがほしくてマッチングアプリを始めました

はなまる子(30歳　女性　大阪　OL)さんからいただいた体験談です。

焦りからマッチングアプリに登録してみました

肌寒くなってきた時期、周りが今年のクリスマスはどう過ごすかと楽しそうに話してくることも増えてきた時期でした。

友達は年々彼氏彼女ができ始め学生時代のように飲み会もクリスマスパーティーも付き合ってくれなくなってきました。

もちろん焦ってはいたけれど職場で恋愛できるほど積極的ではない私はCMでたまたまやっていたマッチングアプリに登録してみました。

そんなに深刻に彼氏がほしいとは思っていなかったので今年のクリスマスに軽く呑みにいけるくらいの男性がいたらな、程度でした。

アプリをインストールしたら簡単にプロフィールを作成。自分の仕事や年齢、住んでいる所とよく遊ぶ場所くらいの入力に顔が分からないくらいの肩から頬が写った写真をプロフィール画像に選択しました。

マッチングアプリとはいえ一昔前の出会い系アプリだしお金かかるのはなぁと嫌悪がありましたがそのマッチングアプリは女性が無料でお手軽に始められました。

最初の一歩として掲示板に書き込むことにしたのですが掲示板もエロ系だけではなくフラットなメール友達募集という掲示板もありすごく気軽に書き込むことができました。

書き込むとものの三十分くらいで十件のメールが届きました。

もちろん初めてのメールなのにLINE交換しませんか？という強引な方もいましたが一件、すごく丁寧な内容で住んでいる所も近いと書いてあるメールがありました。

その方はじゅんやくんという方で住んでいる所は近いものの大手のエンジニアをされている言葉遣いも素敵で興味を惹かれるには十分な方でした。

すぐに返信をし意気投合。来週の日曜日に有名なフランス料理店へお食事にいく約束までできました。

デート当日そこで待っていたのは…

当日待ち合わせ場所にいくとまさかあの人が？と思うような方が私を待っていてくれていました。

身長は１８０センチほどで黒髪短髪の俳優にも負けないくらいの爽やか系男子がそのじゅんやくんでした。

年齢も私と同じ三十歳でただの友達募集のつもりが一瞬に恋に落ちました。

しかし当日の私はカジュアルなズボンスタイルでお世辞にも女性らしくない格好で食事にいってしまったので今でも本当に恥ずかしかったです。

無事に食事もおわり後日また会う約束もとりつけました。

そのときにはマッチングアプリ経由ではなく直接連絡をとれるようにラインも交換し何度か電話も繰り返しついにクリスマスデートまでお約束することができました。

現在三十歳の私はせっかくの爽やかイケメンとのクリスマスデートでこの機会を逃したらもうチャンスはこないかもしれないとデートまでに彼の好きな綺麗目お姉さんファッションでフルコーデでデートに挑みました。

クリスマスのイルミネーションが輝く中彼は黒のロングコートで待っていてくれました。

私のコーディネートをみて開口一番、今日の服装ほんとうに可愛い。と照れながらも褒めてくれました。

クリスマス当日人気のイルミネーションだということもあり人が多かったのですがじゅんやくんは私の手を握り、冷たくなっちゃってるから手繋いどこう。

と手をとり自分のコートのポケットにいれて暖めてくれました。

本当にドキドキが止まらず正直イルミネーションは殆ど覚えていないくらい緊張しました。

一通り観終わるころじゅんやくんは「俺、正直最初の食事に行ったときこんな男っぽいファッションの子は無理だなって思った。

でもメールとか電話とかしてるうちにどんどん人柄が素敵だなって思って今日楽しみにしてた。

そしたら今日は俺の好みのファッションでもう女性としてしかみれない」と言ってくれました。

それって告白ですか？と聞くと赤い包み紙のネックレスをプレゼントしてくれました。

彼と結婚することになりました

一年経った今でも大事にしており今度開かれる結婚式でもつけていく予定です。

正直そんなに都会でもなく友達ほしさの気軽な行動でしたがまさか付き合うだけでなく本当に結婚までいってしまうなんてマッチングアプリ様様です。

クリスマスの日、気合をいれてじゅんやくんの好きな服装やダイエットもちょっぴり頑張ってその努力も実ってすごく嬉しいし周りの同僚からも羨ましがられるくらいのラブラブ夫婦になれて最高の幸せものです。

同僚にもそのマッチングアプリをすすめてどんどん出会いも増えてきているみたいなのでこのまま幸せな人が増えていけばいいなぁと考えてはあのクリスマスを思い出してニヤニヤしてしまいます。

ちなみに同僚はがっちり体型の年上男子でもしかしたら私に続いてゴールインしちゃうかもと惚気けていました。