ようやく今どきを受け入れてやってみて良かった（ペアーズ）

キャロライン(39歳　女性　東京都　看護師)さんからいただいた体験談です。

私のプロフィール

私は３０代の医療関係勤務の女子。

ちまたでよく聞くマッチングアプリには抵抗があった人間でした。

子供が１人いるシングルマザーとして日常は忙しく、しかし周りから再婚をして人生をリスタートするように勧められるような日々を送っていました。

その私に転機が訪れたのは、２０２０年の秋です。

ペアーズに登録することにしました

友人がアプリを使ってパートナーを見つけたと楽しそうに話しているのを聞いて、なぜか「スマホでやるだけだし、合わなかったらやめたらいい」と思い、気づいたらスマホでマッチングアプリを探し始めていました。

さまざまなアプリがあるなかで、友人に勧められたペアーズに登録することにしました。

その日のうちに登録するとすぐに複数人から反応がありましたが、私はすぐには興味を持てずに数日間放置をしていました。

一週間たった頃に反応があった男性（仮名：鈴木翔）のページを見たときに、なぜか「プロフィール見てみようかな」と思い、はじめてその方のページを全て読みました。

記入している文面はやわらかい感じを覚え、趣味も自分と重なることもありすぐに私も反応を返しました。

何度かメッセージのやり取りをしていく上で「この人のことを知りたい」「私のことをもっと知ってほしい」と思うようになりました。

やり取りをし始めて３週間ほど経過した時、相手から食事のお誘いがありました。

実際に会う頃に少し抵抗がありましたが、人生一度きりと思い勇気を振り絞って会うことにしました。

顔も写真でしかわからず不安もありましたが、会った瞬間なぜかあまり緊張しませんでした。

相手の顔は芸能人で例えるとアナウンサーという普通のサラリーマンでした。

キリッとした感じもなく物腰もやわらかい感じでした。

一緒にいて楽しいと思える時間を過ごしました。

アプリで会う人といえば出会いに貪欲な感じの強い人をイメージしていましたが、そのイメージを覆す雰囲気でした。

食事中も初めてとは思えないくらい他愛もない話をしました。

その後も食事を５.６回行きました。

毎回レストランのリクエストを聞かれましたが、優柔不断の私は決めきれず。

でもそのようなことに不機嫌になることもなく、「前回フレンチだったから和食にしよっか。

和食ならお寿司とお蕎麦どっちがいい？」と答えやすいやり取りがあり、とても好印象でした。

手を繋いだりもしましたが、強要されることもなく一緒にいて楽しいと思える時間を過ごしました。

年が明けて2022年の年始挨拶のメールのやり取りの時に相手より「パートナーとして仲良くしてほしい」と言われました。

子供がいること、自分はすぐに再婚は考えていないことなども食事の際に話していたので、そのような告白だったと後になって知りました。

メールを見た時にはドキっとしましたが、自分としては人生のパートナーとしてこの人がいたら日々の生活が華やぐだろうなと喜びもありました。

その方が大きいくらいでした。

お返事をしてその後は定期的に会って食事して話すと告白前と大きく変わることはありませんでしたが、一緒にいて楽しい私はこの人のそばにいていいんだという気持ちになれました。

会話の内容も少しではありますが自分の家族のことや仕事の悩みなど細かい話も出てくるようになり、今までよりも距離が縮まったと思います。

このようなアプリを使ったことはなかったので、どのようなことに気をつけてアプリと向き合ったいいのかよくわかりませんでした。

友人から言われていた事件に巻き込まれないように、個人情報はあまり出さないようにということは十分に気をつけていました。

その中で偽りの自分でいたくないと思いもあり、私は自分の置かれている環境や自分の性格を良い意味でも悪い意味でも隠さずに話して、表に出していました。

隠しても繕っても仕方ないことと思ったからです。

でも、後々相手から聞いた話ですが「最初からどんな人かわかったから自分も自分を出して関わっていた」と話されました。

自分が心がけていたことが成功の秘訣だったと知った時には嬉しかったです。

マイナスのイメージを持っていましたが、イメージが変わりました

アプリに対して抵抗があった自分を後悔することはありませんが、友人がきっかけとなって殻を破り一歩を踏み出したことは「やって良かった！」と思っています。

私と同じようにアプリに対してマイナスなイメージを持っている人は少なくないと思っています。

もちろん、報道などでは悲しい事件になっていることも事実です。

でも、そればかりでなく出会いの一つとして社会の中で確立しているものであることを未経験の人には伝えたいと思います。