Pairsで出会えたのは小さな町工場の次期社長

あんこ大好き(30歳　女性　大阪府　会社員)さんからいただいた体験談です。

小さな町工場の次期社長との出会い

4年前、Pairsで小さな町工場の次期社長と出会いました。

私の名前は友里。大阪在住の25歳。

新卒で入社した会社で働き始めて２年目、社会人としての洗礼を受けていました。

当時、彼氏が欲しいなと漠然と思っていたので、マッチングアプリを使い始めました。

Pairsを選んだのは、学生時代も使ったことがあり安心感があったからです。

アプリを使い始めて3か月後、福岡県に住む３２歳の勇人とマッチングしました。

大手企業の生産本部で働いていた彼は、ご両親が奈良で町工場を営んでおり、次期社長でした。

実家が関西ということもあり、遠距離であることにあまり抵抗はありませんでした。

マッチングしてから、メッセージのやり取りを1日2、3回していました。私は性格的にメッセージのやり取りが面倒になってしまうタイプだったのですが、彼のメッセージは程良く丁寧で、程よく適当だったので飽きずにやり取りを続けることができました。

３か月が経った頃、彼が実家に帰る用事があったので、大阪で会うことになりました。

この時会ってみたいと思ったのは、純粋にメッセージのやり取りで不快な気持ちにならなかったことと、レスポンスの頻度など、なんとなく感覚が合いそうだなと思ったからです。

正式に交際することになりました

最初のデートは神戸の美術館でした。彼と初めて会った時の印象は、体格が良くスポーツマンという印象でした。

話した感じも少し緊張していたのかなと思いましたが、常識人という感じでした。

美術館の後はランチに行き、半日を一緒に過ごしました。

正直あまりピンときてはいませんでしたが、その日の夜彼から「また会いたい」という連絡があり、もう一度会ってみることにしました。

そして３回目のデートの時に、彼から正式に交際の申込がありました。

それから彼と付き合うことになり、大阪と福岡の遠距離が始まりました。月に２回ほど、お互いの家を行き来し２年が経ちました。

当時、私は海外で働きたいという学生の頃からの夢を実現するために将来について考えていました。

２、３年で帰国する予定でしたが、３２歳の彼を日本で待たせるという状況が心苦しく別れを決意しました。

話し合った上での決断で、お互いの人生を応援しようということで別々の道を歩くことになりました。

マッチングアプリでも本当にちゃんとした人に出会えるんだな

今振り返ってみると、マッチングアプリって本当にちゃんとした人に出会えるのだなと思いました。

当時はあまり深く考えていませんでしたが、7つ年上、町工場の次期社長というスペックは最高ですし、なにより一緒にいて居心地が良い人ってなかなかいないと思います。

私が出会うために意識していたことは、自分の「第六感」を大事にするということです。

これは感覚論でしかないのですが、スペックも理想通りで、見た目もタイプな人であっても、メッセージの段階で何か違和感があると、会った時にその感覚が正しかったということがほとんどでした。

例えば、「距離を詰める早さ」です。メッセージの段階で早々に呼び捨てにしてくる人や、タメ口で話してくる人は見方によってはフランクな人ですが、個人的には合いませんでした。

しかし、敬語をなくすことで仲良くなる、という考え方の人には合うと思うので自分はどの順序で距離をつめていくタイプかを考えることが大事だなと感じました。

言葉にできない違和感はおおよそあっているので、周りの意見に耳を傾けつつも、最期は自分の直観を大事にすることが大切だと思います。

また、最初のデートでも意識していたことが２つあります。

1つ目は、行きたい場所や食べたいものなどは積極的に提案するということです。

何かを決める時に、全て相手に任せてしまうと向こうの負担になりますし、二人で協力して楽しい時間を作るということを大事にしました。

2つ目は、ありのままの自分と偽りの自分のバランスです。

これは性格にもよりますが、私は男女問わず初めましての人に会う時に良く見られたいという思いが溢れすぎてしまう傾向がありました。本当の自分を過剰に偽ってしまうところがあるので、カッコつけすぎない、ということを意識しました。

１回目は20％、2回目は30％、３回目は40％という感じで、徐々に本来の自分をさらけ出すようにしていました。

マッチングアプリは危ないと言われることがまだまだありますが、ちゃんとした人もちゃんといます。

ちゃんとした人出会うためには、自分の感覚を鍛えることが何よりも大切かと思います。

これはアプリだけでなく、リアルな場でも同じなのです。

日常生活で感覚を鍛えることのひとつにおススメなのが、人間観察です。

ぜひ、一度試してみてください。